まずは、妊婦さんの虫歯・歯周病治療が大切。
出産後にお子さんへの虫歯感染リスクを減らすことができます。
お子さんも虫歯になる前に定期的に来院いただき、予防管理をしていきましょう。
小児歯科
予防について取り組み(無料フッ素など)
『キシリトール入りのガムやあめを食べると良い』、と聞いたことはありませんか?
確かに間違ってはいないのですが、キシリトール含有率が50%以上のものでないと効果はありません。実際に市販で扱っているものを調べたことがありますが、ほとんど基準に達していませんし、中には砂糖がはいっているものまでありました。メディア、広告に騙されているんだなぁと改めて痛感したことがあります。
このことを学校歯科医である院長が発表したところ大きな反響を呼びました。
現在木谷歯科医院ではキシリトール100%のガムを小児~成人~老人まで全体の患者様層にむけて情報発信、販売をしています。
このキシリトール100%のガムは日本中どこを探しても1種類しか存在しないのです。しかも歯科医院専売となっているため一般の方がお店で購入することは通常不可能かと思われます。
治療が終了した最終日にご希望のお子様にはフッ素無料塗布&歯ブラシプレゼントがあります。
もちろん、成人の方も希望される方は同様となっています。
小児矯正
木谷歯科の小児矯正への取り組み
非抜歯拡大矯正について(極力損失しない抜かない理由について)
子どもの場合、きれいな歯並び、正しい噛み合わせになるように早い時期から成長発育を見守ることが重要です。
成人になってから矯正するより、あごの成長が途中の子どものころから矯正を始めると、顎の成長をうまくコントロールすることが可能になり、綺麗に仕上がり抜歯する可能性が低くなったり、費用を抑えられるなどの多くのメリットがあります。
しかし、悪い歯並びやお口に関する癖を成長時にそのまま放っておくと、あごの発育が正常に行われず、顔の形などに影響が出ることがあります。
子供の頃、より早い時期に矯正を始めると、あごの成長を適切に誘導しながら治療を進めていくことが可能となり、永久歯が生えるときに正しい噛み合わせにできる可能性が高くなります。お子さんの歯が気になった時が治療時期と考え一度検診を受けられることをお勧めします。
小児矯正のメリット
・仕上がりがいい
・悪い方向に生えてくる歯を減少させられる
・バランスのとれた偏りのないかみ合わせの実現
・将来おこりうる手術を減少させられる
・非抜歯にて治療が可能になる確率が高い
・歯並びの改善により将来の本格矯正装置の期間が短い
・歯のすり減りや顎への負担減少できる
・いじめなどのコンプレックス解消により精神発達上の環境改善が可能となる
小児矯正のデメリット
・あごの骨の成長が終わる15歳程度までと治療期間が長い
・治療中に歯並びが一時的に悪くなることもある。
・本人が家庭で装着するタイプが多いので、治療結果に差がでる。
・磨き残しにより虫歯になりやすくなる。
診断時に専門医と連携する「チーム医療」に取り組んでいます
歯科治療と一言でいっても様々な科があります。虫歯、根管治療、歯周病、インプラント、審美治療、顎関節、入れ歯、ホワイトニング・・・などなど全部あげるとキリがありません。その中に矯正治療もあるのです。
もちろん専門に特化しているのはいいことですが裏を返せばそこしか分からないというデメリットもあります。
口の中はシンプルなものではありませんのでもちろん歯並び、咬み合わせ、口元の見た目の状態は大切ですが、虫歯のなりやすさ、歯周病の状態、患者様の背景、他の病気の有無、現在の仕事の環境、家庭環境などなどいろいろなことが複雑にからんでくるので歯科治療の総合力が必要とされるのです。
その中で診断時に専門医の意見も取り入れてより患者様のことを考えた治療プランが提供できればと思い、この連携(チーム医療)を取り入れています。
マタニティ歯科(母親教室)
マタニティー歯科は、「悪くなったら行く歯科」ではありません。
あなたと、あなたの大切なお子様の「お口の健康を守るための歯科」です。お口の健康は体の健康、心の健康にもつながります。
妊婦さんと歯科がかかわることにより、子どもたちのお口の健康、体の健康、心の健康にもよい影響を及ぼすことができるのです。具体的には-1歳から3歳までのお子様が対象です。
出産前に治療するメリット
妊娠するとエストロゲン(女性ホルモン)の増加などにより、歯周病になりやすくなります。歯周病は陣痛を起こすプロスタグランジン産生を促進させるため、早産の可能性を増加させます。
乳歯の形成は胎生期7週目から始まるので、乳幼児の健康な口腔を確保するためにはマイナス1歳からの、母親の口腔管理を含む生活習慣の指導が必要になります。
母親教室(マタニティー歯科)での診療の流れ
生まれてくるお子様のために、あなたができる3つのこと。
1. むし歯の治療をすること
お子様にむし歯菌が感染するのを防ぎます。
2. 歯ぐきのケアをする
流産、早産、低体重児出産を防ぎます。
3. 歯と歯ぐきのケアをする
「出産したから歯が悪くなった」ということを防ぎます。お口の悩みがなくなり、出産後、笑顔で子育てが出来ます
治療時期の目安
一般的には安定期(16週~)に歯科治療を行います。 その他の時期でも母体の状態や治療内容によっては可能です。リスクが高いと判断される場合は、産科医や地域医科連携のもと必要な処置をおこないます。